
セラミック治療について
セラミック治療
現在の歯科治療において主に使用されている材料は金銀パラジウム合金と言うもので、
皆様が馴染みのある「銀歯」というものです。
保険が適用され、耐久性もあるため、長年使用されてきました。
しかし、近年では、見た目の悪さや、金属アレルギーへの不安、
むし歯の再発リスクなど様々な点から歯科金属を避けたいと考える方も増加傾向にあります。
これらのことから、当院では金属を使用しないセラミック治療を積極的に行っております。
こんなお悩み
ございませんか?
- 笑った時に銀歯が見える
- 歯並びが気になる(歯の大きさが不揃い)
- 前歯の着色や変色が気になる(歯を白くしたい)
- 笑うと歯茎が見えすぎる。
- 歯茎が黒ずんできた。
- 昔入れた被せ物の歯茎との境目が黒い
- 前歯のすきっ歯をなくしたい
- 歯茎が痩せてきた(歯肉ラインが上がって根が見える)
銀歯との違い
セラミック治療の6つのメリット
①二次むし歯になりにくい
保険で治療する金属は歯にはまっている(合着)だけで、歯と一体にくっついているわけではありません。
時間が経過していくとセメントが劣化し、微細な隙間ができ、そこに細菌が入ってしまうと、二次むし歯になる可能性が高くなります。
ですが、セラミックによる治療は、一体化(接着)するので、隙間も出来にくく、細菌も入りにくいので、二次むし歯の心配も少なくなります。
②金属アレルギーが出ない
口のような常に水分がある環境の場合、金属はイオン化、溶出していき体内に取り込まれ、蓄積していきます。
そして唾液、口腔細菌、血液などのタンパク質と結合して、アレルギー性を持つようになることがあります。
なので、セラミックなど金属を使用していないものに変え、金属を取り除くことにより、金属アレルギーの原因を1つ解消することになります。
③銀歯よりも汚れがつきにくい
銀歯の表面は見えない小さな傷が多くあるため、その傷の中に細菌が詰まってしまいます。
歯ブラシで磨いても傷の中の細菌までは取れないので、お口の中にベトベト感が残ってしまいます。
ですが、セラミックにすると、表面を一度コーティングして焼いてしまうので汚れが付きにくく、付着しても落ちやすいので、お口の中が清潔に保てます。
④自然な白さの美しい見た目
話しているときや笑うときに銀歯があると目立つかと思われます。
むし歯になってしまい、銀歯をかぶせなくてはいけないという時に、前の方になると、ここに入ってしまうのか…とショックを受けてしまう方もいるのではないでしょうか?
銀歯ではなく、白い歯に変えることで、口元が綺麗になるだけではなく、気分も変わるので、印象も良くなります。
⑤金属が溶け出し歯茎が黒くなる心配がない
差し歯や金属の被せ物が段々変色してきたり、入っている部分の歯茎が黒く変色してはいませんか?
それは、金属が唾液の影響で腐食をしていたり、金属が溶出したり、削りかすが歯肉に取り込まれ、変色をさせてしまっているからなのです。
ですが、金属をなくすことにより、その問題も解消することができます。
⑥金属の土台と比べ、歯の根の破折を起こしにくい
神経を取る治療(根管治療)をした場合、歯がもろくなってしまいます。
また、神経を取った歯には内部にコアと呼ばれる土台を埋めてから冠を被せます。
金属の土台は歯に比べ、大変強度があるため、硬すぎて無理な力がかかると歯が割れてしまうことがあります。
ファイバーコアと呼ばれる金属ではない適度なしなりのある土台を使用することで、歯の破折の可能性を低減します。
セラミック治療のデメリット
保険が適用されない自費診療
保険外治療になるので、価格が高くなってしまうのが一番のデメリットだと言えます。
ですが最近では、全く手が届かないという金額ではなくなってきておりますし、様々なメリットのことを考えると決して高くはないのではとも思われます。
セラミック治療の費用
1歯あたり
44,000~104,500円(税込)
歯は形、色、歯並び、むし歯のなりやすさなどの生まれながらの違いや
食生活、喫煙の有無、歯ぎしりなどの生活の違いなどから様々な状態があります。
ただ単に治療をするのではなく、患者様お一人おひとりに合わせた治療方法をご提案させていただいております。